面接直前のポイント3
前回に引き続いて面接のポイントについてお話します。
1最初が肝心、導入、場面設定、椅子の座り方には要注意
以前もお話していますが、やはりこれなんです。
最初が上手くいくとあっという間に15分過ぎていき、面接は及第点は取れるんです。
一方、普段上手い人でも冒頭で失敗すると、悔いが残ることになりかねません。
試験の目的は合格です。合格のために必要なことに取り組みましょう。
さて、椅子の座り方は必ず普段の癖が出ます。意識して座らないと面接官にマイナスの印象を与えます。
座り方は、①浅く座って(後ろ半分は空ける感じ)、②少し前かがみ、です。
守秘義務はきっちり説明します。但し、面接冒頭で割愛すると指示があればそれに従ってください。
導入段階の流れは、あいさつ→椅子の配置→守秘義務、です。
導入段階は、面接評価における人間性の評価につながります。一連の流れは台本として、暗記するくらい練習してください。
2クライアントが使うことばをそのまま使う。
相手の言いたいことや意味ではなく、相手が使った言葉をそのまま使うのがポイントです。家族を家庭と言ったり、仲間を友達と言ったり、ビジネスを仕事と言ったりがそうです。言い間違いに気づいたら、「失礼しました。」と断って修正してください。そのまま素通りすると、面接官には、相手の話を聞いていないと評価されかねません。
3「拾う」という言葉は使わない。
口頭試問の振り返り
面接官によっては「拾う」を嫌う方がいます。
人間性の評価でマイナスになる可能性があります。合格するには使わないことです。
感情をとらえて・・・、聞かせていただいて・・・、などに言い換えたほうがいいです。
本番で誤って「拾う」と言った時は、修正して、言い直してください。
4ゆっくり、丁寧にを心がけてください。
15分間すべて、言語のみならず非言語も含めて心がけてください。
緊張すると多くの人は早口になります。
特に普段早口の方は、ゆっくり、ゆっくりを終始意識してください。
また、丁寧な対応は、ことばの選択、しぐさ、態度も含みます。
例えば、本番で、クライアントから履歴書を渡されたらどうします?片手で受け取るのは間違いです。両手で拝見する姿勢が正解です。
ロールプレイ練習会では、面接導入段階、椅子の座り方については、事前にその箇所のフィードバックを希望する旨説明して周りの意見をいただきましょう。
本番まであと少しです。
頑張りましょう!