一人でできる面接対策11 あがっても大丈夫
皆さん、こんにちは。
今週末の筆記テストから試験が始まります。春を控えて少し暖かくなったと思うとまた寒くなったり、また暖かい風に乗って杉花粉の飛散も始まりました。体調管理そして対策を怠りなく。
さて、本日は前回の続き、私の面接試験の体験をお話します。
私の面接試験は、前半は難無く進行していましたが、中盤からは、質問によってクライアントの問題点を把握しようとしましたが、目的を達せず、時間切れとなってしまいました。詳細は「一人でできる面接対策10」をお読みください。
さて、私の面接体験からの教訓です。
面接試験がうまくいけばいいですが、本番はなかなかうまくいくことはないと思って対策を立てるのが賢明です。
本番直前ポイント1
本番面接はうまくいかないのが当たり前です。
だから、焦っても仕方ない。
焦ると、いつもできることが出来なくなったり、ひどい場合は頭が真っ白になってその後のロールプレイで何をどうやったか覚えていないという人がいるくらいです。
「焦っても仕方ない」のだから焦る必要はないと言うことはよく聞きます。確かにそうですが、それはあがることで困っている人への答えにはなっていません。
また、「焦っても仕方ない」と呪文のように唱えてあがりを克服するという話を聞いたことがありますが、私は効果に疑問を持っています。
「焦っても仕方ない」ということがわかったらあがらないのでしょうか。
「焦っても仕方ない」と焦って唱えてどうなるでしょうか。
そもそも何故あがるんでしょうか?
どうでもいい試験でしたらあがることはないでしょう。
何ヶ月も通学して、学校が終了したあとも独学で、あるときは同じ志のある仲間と頑張ってきたのですから。
努力が多いほど緊張しあがるものです。ですからあがるということは、それだけ真剣に取り組んだという証です。
だからあがるのは仕方がないのです。
あがらないでロールプレイを上手にこなす方法はありません。でも、それだと何の解決にもならないですね。
あがっても日頃の成果を発揮できることができればいいと思いませんか。それは可能です。
では、あがっても勉強の成果を出すにはどうしたらいいか。
今まで面接対策で取り組んだ教材の中で最も信頼できるものを何度も復習することです。読んで、声に出して、書いて、繰り返してください。
直前には新たなロールプレイよりも今までの注意点やメモ、気づきが書かれたノートなどで復習するのが一番です。
私は、電車の中で立っては黙読し、座るチャンスがあるとノートに書いて、一人部屋で大きな声で読みました。
この読む、書く、声を出すは効果抜群です。試験直前まで、すき間時間を見つけてやってください。ノートのどこに何が書いてあるかがわかるくらいやります。
そうすると、本番はあがることはあっても、あがりながらもうまくいきます。
ノートが無ければテキスト、逐語訳、何でもいいです。あなたが最も信頼できる教材を撤去的に繰り返すのです。
そしてもう一つ、面接試験は口頭試問とセットだということを忘れないでください。ロールプレイがうまくいかないときは口頭試問で挽回します。その準備も徹底して繰り返してください。
あがり症の方は、本番面接直前このあがり対策を重点的に取り組むのがいいと思います。
まずは今週末の筆記試験頑張りましょう!