うまい面接、うかる面接
第8回国家試験まであと1カ月あまり。皆さん試験対策を続けている毎日でしようか。
本日は面接対策についてお話しします。
養成講座を受講したことがある方、受講中の方は授業でロールプレイを毎回実施すると思います。
養成講座を受講の方の中には面接慣れした方やとても上手い方がいて、自分と比較して自信をなくしてしまうことはありませんか方。上手い人の良いところを真似したりすることは悪いことではありません。しかし必要以上に落胆して養成講座に通うのが億劫になる方も中にはいらっしゃいます。
そんな方にいつもこう言っています。
「ほかの人と比較する必要はありません」
「今必要なことは、うまい面接ではなくて、うかる面接ですよ」
さて、うまい面接とうかる面接、何が違うのでしょうか。うまい面接ができる方は必ず合格することができるのでしょうか。
うかる面接とは文字通り国家試験に合格する面接です。即ち面接基準を満たした15分間のロールプレイができて、その後の口頭試問に適切な回答ができること、この2点で合格点を取ることがうかる面接です。
ロールプレイでは面接基準を意識した応答をしなければなりません。
ロールプレイをする際面接基準を意識して取り組んでいますか?
ロールプレイの際は必ず口頭試問もセットで実施していますか?
口頭試問もロールプレイと同じくらい重要ですが、事前にいくつか回答を準備して臨んでいますか?
面接ロールプレイ試験は試験実施団体で少し表現が異なりますがおおむね3つの基準で評価されます。
皆さんが受験する団体の基準をよく確認してください。
そして、もう一つ大事なことがあります。それはキャリアカウンセリングの導入から終結までの中で、今自分がどの段階にいるのか客観的に理解して面接を進めているかです。恐らく15分間の面接で終結まで行くことはありません。うまく進んで方策の検討あたりではないでしょうか。
ロールプレイをたくさんやっても自信が持てないのはカウンセリングプロセスを客観視できてないからです。
キャリアカウンセリングの導入から終結までの逐語訳で全体を理解把握する学習をおすすめします。
まだ時間はあります。試験に向けてうかる面接対策をしっかりやっていきましょう。