面接試験直前のポイント2
本番まであとわずかとなりました。
面接試験直前のポイントとして、本日は口頭試問についてまとめます。
まずは口頭試問の主な質問のおさらいをしましょう。
1ロールプレイで良くできた点
2ロールプレイで良くできなかった点(悪かった点)
3クライアントが一番訴えたかったこと→主訴
4コンサルタントから見たクライアントの問題点→見立て
5今後クライアントをどうサポートしていきたいか
6キャリアコンサルタントの資格をどのようにいかしていきたいか
主にこの6つの中からいくつか質問されます。本番のロールプレイ如何でこれら回答の内容は変わりますが、それでもある程度回答を準備することは可能です。
1、2、5、6は本番を想定した回答をいくつか準備することは可能です。
1、2はセットで質問されることが多く、冒頭で聞かれますのでしっかり準備してください。
回答は当日のロールプレイの内容、流れ、面接の出来不出来で変わりますが、基本部分は準備し、当日の内容で修正するといいでしょう。
回答例:相談の導入、場面設定は、安心して何でも相談できるように、丁寧に対応し、クライアントの方も落ち着いて話を始めることができ、良くできたと思います。
お話がどう展開していくかわからないけれども、リレーションを作って、お話、状況を確認しようとしました。しかし、感情の応答がうまくできず、関係が深まらなかったかもしれず、そこが良くできなかった点です。
これは面接に自信がない方の事前準備の一例です。
本番では、ロールプレイのやりとりを思い出して、追加、修正をして回答するといいでしょう。
6は、本番のロールプレイとは関係ありません。しかも、この質問は口頭試問の最後、即ち実技試験の最後になります。この人に国家資格を取って欲しいと相手が思う内容を、自分の言葉で準備してください。
これから面接に向けてロールプレイをする機会があると思います。直前のロールプレイ練習会では必ず口頭試問もセットで実施してください。
その時は、自分で準備した回答でいいのか参加した人からフィードバックを受けて、必要があれば修正してください。
また、仲間の回答でいいものはいただきましょう。
口頭試問は5分程度です。
じっくり考えて答える余裕はないと思ってください。準備した回答をベースに本番のロールプレイを加味して話してください。
口頭試問の準備が出来ていればロールプレイには落ち着いて臨めます。
残りわずかとなりました。
頑張りましょう!