キャリアコンサルタント面接試験合格への近道

キャリアコンサルタント面接試験合格のポイントを解説します。特に面接が苦手な方、合格に自信がない方は是非実践して合格を勝ち取ってください。

面接試験直前のポイント

 

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国家試験まで約2週間となりました。

今日は直前面接対策として導入場面のポイントについてお話します。

まずは導入場面の場面設定について、場面設定のやりとりは事前に準備しておきます。

基本形を参考にして自分の型を作ってください。

 

CC:はじめまして、キャリアコンサルタントの○○です。

CL:△△です。よろしくお願いします。

CC:△△さんですね。今日はよくいらっしゃいました。

クライアントが名乗ったら、キャリアコンサルタントは必ずその名前を呼んで応えます。

 

その後、以下追加してもいいです。

 

CC:座る位置はそちらで構いませんか?

CL:はい、大丈夫です。

ここは面接の導入部分ですのでこういう心遣いは有効です。

 

ここでキャリアコンサルタントの座り方について注意してほしい点があります。

場面設定でクライアントの座る位置を気遣いましたが、キャリアコンサルタント自身の椅子の座り方にも気をつけないといけません。

椅子に深々とは座らず、背もたれを使うと踏ん反り返った印象を与える場合がありますので気をつけください。背筋をまっすぐ伸ばし過ぎると威圧感がありますので、若干前かがみの姿勢がいいでしょう。

15分のロールプレイではクライアントの話に集中しますので、姿勢や表情は素の自分が出てしまいます。この点は特に意識して臨んでください。気になる方はロールプレイ勉強会では周りの方にフィードバックをもらってください。

また、本番は緊張のせいかいつもより早口になる方が多いはずです。ゆっくり、ゆっくりを心がけます。

そして肩の力を抜いて始めます。

 

このあと守秘義務について説明してもいいでしょう。

CC:キャリアコンサルタントには守秘義務がありますから、安心して何でもご相談ください。

CL:はい、わかりました。

ただし、試験会場で場面設定は省略することが伝えられた場合は早速始めることになります。

 

そして、本題に入って行きます。

CC:今日はどのようなご相談ですか?

 

そして、傾聴を始めます。

この段階では、積極的傾聴により、クライアントから信頼を得ることが大事です。

信頼とは、自分のことを真剣に聞いてくれる人とクライアントが思うことです。

技法としては、相槌、単語の繰り返しが基本となります。これらは、クライアントの話にかぶせて行うので、軽くタイミングよくがポイントです。

短い繰り返しは、1感情表現は必ず、2キーワードに対して返します。

短い繰り返しは、相槌の単語版と考えます。

ですから、かぶせてタイミングよく返しましょう。

また、意味合いは、キャリアコンサルタント自身が理解しましたよ・・・と、伝える感じです。

クライアントの言ったことの要約は難しい。切れ目がなかったり、無理に入れると不自然になってしまいます。ですから単語の繰り返しは有効です。

 

クライアントがある程度本日の相談を話すと、少し間が空いたり、沈黙があるタイミングがあります。その時は相談の話が終わったか必ず確認を入れます。

CC:今日のご相談は今お話になったことでよろしいでしょうか?

CL:はい、そんなところです。

ここでクライアントは話漏らしたことがあれば追加で話をすることになります。

 

そして、主訴の確認をすることを宣言して、クライアントが話したことの要約をします。そして、最後にキャリアコンサルタントの理解が

間違ってないか確認します。

 

CC:それでは今日のご相談は、・・・・・、でよろしいでしょうか?

 

そして次の段階に入っていきます。

 

本番のロールプレイは15分ですから、どの段階まで話が進むかわかりませんが、少なくとも、導入、傾聴、主訴の確認までは必ず進むと考えてください。

特に序盤の準備を念入りに!

あとわずかです。

頑張りましょう。

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