キャリコン直前対策 面接で失敗しても挽回できる「口頭試問」
15分間の面接試験でいつもの力が発揮できなかったからダメかもしれない?
まだ大丈夫です。
ロールプレイのあとの5分程度の口頭試問で挽回できます。
ただし、それは事前に口頭試問の準備をしている場合です。
口頭試問はロールプレイの失敗を挽回するチャンスです。
現に私がそうでした。
私の面接試験
ロールプレイで、傾聴、主訴の確認まではスムーズに進みましたが、そのあとの質問により状況を確認し、問題を把握する段階でなかなか手がかりがつかめず手こずってしまいました。
質問を重ねていったのですが、クライアントの背景と問題が明らかにならないうちに時間切れとなりました。
ロールプレイが終了するとすぐに口頭試問が始まりました。
最初にこう質問されました。
「ロールプレイでできた点、できなかった点を話してください。」
私は正直に当日のカウンセリングプロセスを説明して、傾聴、主訴の確認まではできた点として話しました。
その後、問題を把握しようといろんな質問をしましたが時間切れになり話が深まらなかった点をできなかったこととして挙げました。
最後に問題点を明らかにして目標の設定まではいきたかったができず残念だと話しました。
口頭試問の準備
口頭試問は、当日の面接の振り返りです。ロールプレイでできたこと、できなかったことについては必ず質問されます。
必ず質問されるなら回答を準備しなくてはもったいないです。
事前に、回答を複数準備しましょう。
当日の展開を踏まえて、準備した回答の中から最も相応しいものを選び話します。
その際、当日の具体的なやりとりを例を混じえて説明するといいでしょう。
口頭試問の練習
口頭試問はロールプレイのように相手は必要ありません。
本番がうまくいった場合、うまくいかなかった場合を想定して声を出して練習しましょう。
ロールプレイ勉強会参加のチャンスがあれば、口頭試問も実施してください。
参加者の方の回答を聞くのもいい勉強になります。
良い回答はメモをとって自分自身の引き出しにしまい、家で練習してください。
一方で、ロールプレイはその時々で話す内容も展開も変わるから回答を準備するのはおかしいという考えの方がいます。
受験の目的は何でしょう?
まずは合格することです。
合格するにはどうすればいいでしょう?
事前にできることは準備することです。
口頭試問に限らず実技面接も合格するためには何をするかです。基本に忠実で、落ちない面接をすることです。
専門用語を使う
以前口頭試問で、専門用語を使うといいと聞いたことがあります。
私は条件付きで賛成です。
その専門用語をよく理解できていて、そのことについて試験官に質問されても十分に答えられるなら使うといいと思います。
それ以外は極力使わないほうがいいと思います。
墓穴を掘って後悔することは避けたいからです。
試験まであとわずか。
限られた時間を合格するための勉強で乗り切りましょう。
どんよりした天候が続いています。
体調管理に十分留意して過ごしてください。