キャリコン直前対策 「傾聴」は最大の評価ポイント
面接試験の最大の山場こそ、場面設定後の「傾聴」段階になります。
この段階の目標は、積極的傾聴により、クライアントから信頼を得ることで、このことが面接試験で評価されます。
傾聴段階でのクライアントからの信頼とは、自分のことを真剣に聞いてくれる人とクライアントが思うことです。
今回は、傾聴段階のポイントについて説明します。
傾聴段階のポイント
技法としては、相槌、単語の繰り返しが基本となります。これらは、クライアントの話にかぶせて行うので、軽くタイミングよくがポイントです。
短い繰り返しは、
1感情表現は必ず、
2キーワードに対して返します。
短い繰り返しは、相槌の単語版と考えます。
ですから、かぶせてタイミングよく返しましょう。
また、意味合いは、キャリアコンサルタント自身が理解しましたよ・・・と、伝える感じです。
傾聴段階で、クライアントの言ったことの要約は難しい。
切れ目がなかったり、無理に入れると不自然になってしまいます。
ですから単語の繰り返しは有効です。
傾聴段階終盤のポイント
クライアントがある程度本日の相談を話し終えると、少し間が空いたり、沈黙があるタイミングがあります。
その時は相談の話が終わったか必ず確認を入れます。
CC:今日のご相談は今お話になったことでよろしいでしょうか?
CL:はい、そんなところです。
ここでクライアントは話漏らしたことがあれば追加で話をすることになります。
主訴の確認
そして、主訴の確認をすることを宣言して、クライアントが話したことの要約をします。そして、最後にキャリアコンサルタントの理解が
間違ってないか確認します。
CC:それでは今日のご相談は、・・・・・、でよろしいでしょうか?
そして次の段階に入っていきます。
本番のロールプレイは15分ですから、キャリアカウンセリングプロセスのどの段階まで話が進むかわかりません。
しかし、少なくとも、導入、傾聴、主訴の確認までは必ず進行しますから、直前はここを中心に総まとめをするといいでしょう。
あとわずかです。
頑張りましょう!