キャリアコンサルタント面接試験合格への近道

キャリアコンサルタント面接試験合格のポイントを解説します。特に面接が苦手な方、合格に自信がない方は是非実践して合格を勝ち取ってください。

合格の鉄則 全体を把握する

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筆記テストの半分近くを占める理論に関する問題は、全体像を把握することなくテキストの要点のみを必死で覚えて、つかみどころがなくしっくりこない。全体像が分からないで学習を続けると単なる丸暗記になって本番ですっかり忘れてしまい、挙句の果ては理解する際何の手がかりがないので、結局は途方に暮れてしまうことは実はありがちです。

筆記テストの理論に関する全体の把握には副教材が欠かせません。

そのことについては次回お話しするとして、全体像の把握はキャリアコンサルタント試験に限らず、例えば仕事へ取り組む時、新たなことにチャレンジする時必ず必要になります。全体を把握しないで進んでいくと結果を見通せない、取り組んでもつまらない、途中で誤っても気が付かないなど、結果もさることながら、達成感を味わうことがありません。

全体を把握することが大事なのは筆記テストに限ったことではなく、実技試験の面接対策ではより重要となります。

皆さんは面接試験対策で仲間とロールプレイを繰り返していることと思いますが、キャリアコンサルタント役の時、面接プロセス全体の中ご自身がいったいどこを進んでいるのか理解しながら話を聞いている方がどれほどいるでしょうか。

クライアントの話を聞くので精一杯ではないでしょうか。

面接後の口頭試問で、「もう少し時間があればどのような展開にしていきますか」と聞かれた場合、どう答えますか?

自信をもって答えられますか?

全体を把握する。

そのためには何をすべきでしょうか。

面接試験対策の場合は、相談事例の最初から最後までの逐語記録を理解することが近道です。

しかし相談事例の導入から終結までの逐語記録はほとんど見かけません。

私が主催する武蔵CC塾ではキャリア相談の導入から終結までの逐語記録を、キャリアコンサルタント役、クライアント役それぞれセリフに、会話の解説、使用する技法を一覧表にまとめています。仲間と模擬ロールプレイをすることで本番の感覚を養うことができますし、何よりも面接学習を一人で実施することができることが最大の特徴です。

座学半分、ロールプレイ半分の実践講座を開講しています。

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