一人でもできるロールプレイ対策があります
逐語訳はクライアントとコンサルタントとの会話のやり取りを記録したものですが、そこからはさまざまなことが学べます。
逐語訳や対話記録の活用法を紹介しましょう。
最初に逐語訳のメリットからお伝えしましょう。
逐語訳のメリットは何でしょう?
逐語訳資料のメリット
逐語訳のメリットは、いつでも、どこでも、ひとりで、手軽に学習できることです。
電車の中で、休み時間やスキマ時間にポケットから紙を取り出せばいいのです。
面接が苦手な方こそ、まずは全体の理解をして、次にロールプレイに入るといいと思います。全体理解を疎かにしてロールプレイを重ねても伸びない面接力に深く悩むことになるでしょう。
独学で面接力をアップする!
ロールプレイは面接対策では最も重要ですが、一人でできる試験対策も大事です。
いつも誰かと一緒に学習する訳にはいきませんから。
本番を想定して逐語訳を何度も読んでください。
読むことで、それぞれの段階ですることが自然と身につきます。
ここで逐語訳以外の効果のある教材をご紹介します。
逐語訳以外のおすすめ教材
「マイクロカウンセリング技法 福原眞知子」
良いケース、悪いケースの逐語訳が紹介されています。それぞれのケースを比較して学習することができます。
これらケースのカウンセリングライブ動画CDが付録でついています。
コンサルタントの会話はどの面接スキルに該当するかマトリックスにまとめられていますので技法を確認しながら学習をすすめることができます。
養成講座の対話例、対話記録
キャリアコンサルタント養成講座を受講した方は、今まで使ったテキスト、プリントをすべて見てください。
キャリアカウンセリングの導入から終結まで全ての逐語訳はないと思いますが、長くはないにしても、対話例、対話記録はあると思います。
論述対策で使ったプリントに対話例が書かれていませんか?
短い対話でも活用できます。
まずは、その対話例がカウンセリングのどの段階か考えます。
次に、一つの模範例として、キャリアコンサルタント、クライアント両方になりきって読んでみます。
この段階で、こんな会話になるんだと、想像して読むことが重要です。
これらの教材は一人で、いつでもどこでも活用することができます。
ロールプレイの合間に面接力をつけるにはもってこいです。
一人の時間も有効に活用しましょう!