キャリアコンサルタント面接試験合格への近道

キャリアコンサルタント面接試験合格のポイントを解説します。特に面接が苦手な方、合格に自信がない方は是非実践して合格を勝ち取ってください。

ロールプレイを最大限にいかすコツ2

 

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皆さん、こんにちは。

朝晩は少し肌寒い日がありますが、日中は半袖でいいくらいの陽気になりました。

もうしばらくすると長雨の季節になりますね。

早速前回の続きからお話します。

前回、ロールプレイで改善点が見つかった場合、なるべく早くその改善点をロールプレイで試し、自分自身が納得できるまでやってみることが大事だとお話しました。しかし、数人で行う勉強会で何度も同じ状況を繰り返すことは難しいはずです。

今回は、ロールプレイ勉強会などその場で再現することが難しい場合の処方箋についてお話します。

一つ目です。

その日の勉強会でもう一度自分の番があるときは、前回指摘された改善点を実践することに集中して取り組んでください。

クライアント役が変わり、また話す内容も変わりますから同じ状況の再現は不可能ですが、改善点を試す機会があれば貪欲に実行を心がけてください。

ただし、詰め込み過ぎには注意してください。1回のロールプレイでいくつも気付きを実践することはできませんから、多くても3つくらい厳選し、それを強く意識してやってください。

例えば、声が小さいと指摘されている方ならば、とにかく声の大きさを意識して話してみてください。セッション終了後の振り返りでは周りの方が声の大きさに違和感を感じない場合には特にコメントはないと思います。その時は、声の大きさについて皆さんの意見を聞いて取り組みが上手くいったのか確認してください。

改善が不十分であればさらに次回挑戦しましょう。

注意した箇所がよく出来ていた方は安心しないで、次のロールプレイでも意識して取り組んでみてください。

二つ目です。その日のロールプレイで改善点を試すことができない場合は、その日のうちに、当日のやりとりを思いだして、気になる箇所の簡単な逐語訳を作成します。そしてそれを活用します。

それを家では何度も声に出して練習たり、電車の中など声を出すことができないところでは、それを見て黙読するのです。逐語訳といっても当日の会話をすべて記録するのではありません。思い出すことができる箇所のやりとりでいいのです。最初は少し手間がかかりますが、慣れてくると時間はかかりません。

これは、自分がコンサルタント役のときに限りません。他の仲間の練習ロールプレイを見て、参考になるやりとりはメモを取って逐語訳を作ると勉強になります。

ロールプレイは一人ではできません。

一人でできる逐語訳などを活用しての学習法は試験合格には極めて有効です。

逐語訳を何度も見直し、口ずさんだりする。そうすることで面接力はぐっとアップします。

キャリアカウンセリングの導入から終結までの全逐語訳は毎日の学習には欠かせません。

ロールプレイの逐語訳を手帳に書いたり、プリントにして持ち運びすると便利です。是非取り入れてみてください。