キャリアコンサルタント面接試験合格への近道

キャリアコンサルタント面接試験合格のポイントを解説します。特に面接が苦手な方、合格に自信がない方は是非実践して合格を勝ち取ってください。

キャリアコンサルタント試験合格

 

本日は面接上達のコツについてお話します。

面接対策と言えばロールプレイ。ロールプレイは面接対策として皆さんが最も取り組んでいる学習方法だと思います。

本番さながらのロールプレイ勉強会での指導者や参加メンバーからのフィードバックは貴重な体験です。よく出来た点、改善したい点など色んな気付きを与えてくれます。

自分のロールプレイ以外にも参加者のそれを観察できることも非常に勉強になります。

半日や丸一日を費やして参加するのですから、自分の、また自分以外の方のロールプレイで気付いたことは自分のものにしてほしいですね。そうすることで面接力はアップします。

自分のものにする、とはどういうことでしょうか。

気付きを気付きで終わらせない。

気付いたことをできるようにすることです。

面接は技術です。

頭でわかっていてもそれが出来るとは限りません。わかると出来るは別ものです。

それではどうしたらいいでしょうか。

ロールプレイで気付いたことを実際にやってみることです。わかったつもりはいけません。

例をあげましょう。

数学の授業で先生の説明を聞いてわかってもそれだけでは問題は解けません。授業では説明の後簡単な練習問題をします。その後宿題で更に練習問題に取り組みますよね。

わかるをできるにすることが大事なのです。

いつも早口を指摘されているのになかなか早口が改善されない。これはロールプレイでよく見かける光景です。

それは長年早口がその人に染み付いているから克服することが難しいとも言えますが、方法はないのでしょうか。

一つ確実な方法があります。

それは、指摘されたその場で、同じ状況を再現して、出来るまで、また自分で納得できるまで、再度ロールプレイをやることで解決できます。

人間の記憶、印象、思考などすべて時間と共に急激に薄れていきます。

鉄は早いうちに打て、ということわざにもあるように、出来るだけ早くやってみることです。出来ることを自分自身で体感することです。

とは言っても、ロールプレイ勉強会で、同じ状況を再現することは容易ではありません。グループ皆んなのコンセンサスがないと難しいはずです。

それではどうしたらいいでしょうか。

次回この続きをお話します。