キャリコン面接試験直前対策、これを読んで合格!
先週試験が終わった方、お疲れ様でした。
今週末試験の方、もう少し頑張りましょう。
本日は本番直前のポイントについてお話します。
直前ですから、ロールプレイをやる時間もないと思います。
本場直前では、私はいつも本番での目標を具体的に立てることをすすめています。
そしてその具体的内容は細かい技法、テクニックではなく、意識すればすぐできることがいいと思います。
技法、テクニックはある意味、体で覚えているものですから、直前に目標を立てたからといって必ずしもうまくいくわけではありません。
逆に自分が立てた目標に縛られて本場で萎縮したり、緊張する原因になりかねません。
それよりは、大局的な、ふと忘れてしまうことのほうが、本番での意識付けになり、また自分でも、「よし、うまくいっている!」と、効果が実感できて、とても前向きになります。
例えば、
「ゆっくり話す」はどうでしょう。
普段から話すのが遅い方は必要ないですが、一般的に緊張すると人は早口になります。
面接試験ではたくさん話せばポイントになるわけではありません。
早口は面接試験ではあまりプラス面がなさそうです。
早口のデメリットはたくさんあります。
せっかちな印象。
焦っている。
滑舌が悪くなり何を言っているのかよくわからない。
クライアントと波長が合わない、などです。
一方、ゆっくり話すメリットはたくさんあります。
落ち着いている
安心感がある
自信がある
包容力がある
聞き取りやすい
次に、「大きな声で話す」はどうでしょう。
大きな声といっても、叫んだりすることではありません。
いつもより大きな声を出すということです。緊張すると声が小さくなります。
勿論普段から声が大きいと言われる方は必要ありません。
大きな声で話すメリットを挙げてみましょう。
コンサルタントの話がクライアントにはっきりと伝わる。
聞き取りやすい
安心感がある
自信がある
話し方の基本は、大きな声で、ゆっくり話す、です。
皆さん、今までやった仲間のロールプレイを思い出してみてください。
とてもいいと思った方とそうでない方の大きな違いは何ですか?
話の構成、技法などもあるでしょうが、いいと思った方はこの二つ(大きな声で、ゆっくり話す)ができていた方ではありませんか?
カウンセリングは、言語、非言語によるコミュニケーションです。
まさにその言語がクライアントにわかりやすく届くかどうかは話し方の基本にかかっていると言えます。
当たり前過ぎることですが、今日お伝えした話し方の基本は残りわずかの今、本番の面接は当然ですが、要点をまとめたノートなどを読むときにも意識してみてください。
ロールプレイを思い出しいろんなセリフを口ずさんでみるとき、話し方の基本を強く意識するととてもいい本番の練習になります。
その他、話し方の基本以外にはいくつかあります。
座る姿勢も意識してほしいところです。
「姿勢は少し前かがみ」
「椅子に浅く座る」
ご自身で考えてみてください。
目標のポイントは否定ではなく、肯定形のことばにすることです。
直前の目標をたてて自信をつけて本番に臨みましょう!
皆さんの検討をお祈りしています。
そして、皆さんにお知らせです。
キャリアコンサルタント試験合格のブログも来年で2年になります。