面接試験 口頭試問で挽回!
第8回国家試験まであと少しとなりました。
本日はロールプレイの後の口頭試問についてお話しします。
面接試験では15分のロールプレイのあと5分程度の口頭試問が行われます。
ロールプレイが上手くできた人は口頭試問を合格を確実にする総仕上げとして取り組んでください。
一方、ロールプレイが上手くいかなかった方は落胆するのはまだ早いです。口頭試問はロールプレイを挽回するチャンスなのです。
現に私がそうでした。ロールプレイで、傾聴、主訴の確認まではスムーズに進みましたが、そのあとの質問により状況を確認し、問題を把握する段階でなかなか手がかりがつかめず手こずってしまいました。質問を重ねていったのですが、クライアントの背景と問題が明らかにならないうちに時間切れとなりました。
ロールプレイが終了するとすぐに口頭試問が始まります。
最初にこう質問されました。
「ロールプレイでできた点、できなかった点を話してください。」
私は正直に当日のカウンセリングプロセスを説明して、傾聴、主訴の確認まではできた点として話しました。その後、問題点を把握しようといろんな質問をしましたが時間切れになり話が深まらなかった点をできなかったこととして挙げ、問題点を明らかにして方策の提案まではしたかったができず残念だと話しました。
口頭試問は、当日の面接の振り返りです。ロールプレイでできたこと、できなかったことについては必ず質問されます。必ず質問されるなら必ず回答を準備しなくてはもったいないです。事前に、汎用的に使える回答を複数準備しましょう。当日の展開を踏まえて、準備した回答の中から最も相応しいものを選び話します。その際、当日の具体的なやりとりを例を混じえて説明するといいでしょう。
ロールプレイ勉強会参加の時は、必ず口頭試問も実施しましょう。参加者の方の回答を聞くのもいい勉強になります。良い回答はいただいて引き出しにしまいましょう。
一方で、ロールプレイはその時々で話す内容も展開も変わるから回答を準備するのはおかしいという考えの方がいます。
受験の目的は何でしょう?
まずは合格することです。
合格するにはどうすればいいでしょう?
事前にできることは準備することです。
上手い面接、スマートな面接、かっこいい面接などは合格してから自己研鑽してください。
試験まであまり時間がありません。なおのこと合格するための勉強をしていきましょう。
直前の追い込みの時期ですが、体調管理に十分留意して過ごしてください。