筆記試験対策2 全体を把握する
皆さんこんにちは。
今週末からいよいよゴールデンウィークが始まります。今年は10連休もありますから暇を持て余す人もいるでしょうか。やはり有意義に過ごせるよう計画を立てることが必要のようです。
私も慌てて何をしようか考えているところです。
遠出をしたいけど、観光地はどこもいっぱいで混雑しているようですから、と言っても近場では特別な感じがしないので、なかなか決まりません、この調子で休み直前まで決まらないかもしれません。
皆さんはゴールデンウィークどう過ごしますか?
前回は第12回国家試験再チャレンジの方の筆記試験対策について紹介しました。
今回は試験に初めてチャレンジする方へお話します。
前回再チャレンジの方には、得意、不得意の項目を交互に学習するメリットについてお話しましたが、今回初めて受験する方はテキストなどを最初から取り組むのがいいでしょう。
その際、ある程度読んで理解したら次へと進んでください。
例えば、いくつもあるキャリアに関する理論を一つひとつ丁寧に理解しようとすると非常に時間がかかってしまいます。試験は広く出題されますから特定の項目に時間を費やすのは効率的ではありません。
理論の深い理解は合格してからでいいと思います。学習時間は限られているのですから、その中で合格する学習をすることを忘れないでください。ある一つの項目に時間をかけ過ぎて時間切れで本番を迎えることは避けましょう。
さてその方法です。
まずはテキストにある内容をおおまかに理解して、そこで使われているキーワード、人名を記憶するようにしてください。概略理解、キーワードを記憶したら次へ次へと進んでください。1回目の学習は細かいところよりも全体を把握することですから、特定の項目に時間をかけ過ぎないようにしてください。
次に、一通り最初から最後まで勉強した方は次に過去問で理解度をチェックしてみてください。合計で何点取れたかも大事ですが、どの項目が出来ていて、どの箇所の出来が悪いのかを冷静に見ていただきたいと思います。そうすると本番までやらないといけないことがわかるはずです。
採点する時は間違えた問題には印をつけておくといいでしょう。後日もう一度印のついた問題を解き直します。
そして、2回目は苦手な項目を中心に取り組んでいきます。
皆さんが苦手と思う箇所は恐らく他の人も苦手なところです。テキストを読んだだけではすんなり理解できないところが多いと思います。手持ちの資料やwebで補足して理解を深めてください。
2回目が終わったら以前取り組んだ過去問の内間違えた問題をもう一度やってみてください。随分正解が増えているはずです。
2回目でも間違えた問題はテキスト、資料を読んで必ず理解してください。理解があやふやな箇所はテキスト以外にwebで調べる。また、学習仲間がいる方は是非聞いてみてください。人から説明を受けるとよく理解できることって多いと思います。聞いた仲間も同じように理解できてない時は安心できますし。ここでは色んな方法で、同じ間違いはしないように知識の補強をしてください。
最後にまだ取り組んでいない過去問や模擬試験を本番と同じ制限時間でやってみてください。今回ご紹介した学習方法でやってきていれば合格点は取れているはずです。
皆さんお仕事をされている方が多いと思います。
学習時間に限りがある中での受験です。
効率的に勉強して合格を目指しましょう。
次回は、筆記試験対策の続き、「ここを押さえて合格!」をお伝えします。