人に優しくするということ カウンセラーの独り言
「いつまで借りられるかな・・・ 最近字を読むのが遅くなって・・・」
「いつもたくさん借りていかれるので、凄いなぁーと思っていましたよ。」
「ここでしか話す人がいなくて・・・」
図書館の受付から聞こえてきました。
高齢の男性と受付女性の会話です。
聞いているこちらの心が暖かくなります。
私はこの女性のようにことばを返すことができただろうか?
ほんのわずかの会話ですが、この老人の生活風景が想像されます。
そして、女性の飾らなことばが老人を優しく包んで、老人の笑顔が想像できました。
私はカウンセラーです。
クライアントの話を聞く仕事をしています。
クライアントの困りごとを聞いて、
それを私からクライアントに伝えて、
クライアントは自分の考えや思いに気がついて、クライアントは進んでいく。
不安 電車に乗って同期が激しくなったらどうしよう。
あがってスピーチの途中で立ち往生してしまったらどうしよう。
私たちは、目の前の悩みでいっぱいになってしまっています。
目の前の悩みで立ち往生しています。
そんな時は、すぐ隣にいる人のことなど気にもしない。
自分の悩み事でいっぱいな時こそ、ゆっくり周りを見てみる。
隣に寂しくしている人がいれば話しかけてみる。
自分がいっぱいいっぱいでも、人に優しくしてみる。
他の人からすると、どうでもいいことで頭を悩ませている。
そう気がつくかもしれない。
私の悩みは何か小さなことだと、ちょっとでも思うといいかな。