キャリアコンサルタント面接試験合格への近道

キャリアコンサルタント面接試験合格のポイントを解説します。特に面接が苦手な方、合格に自信がない方は是非実践して合格を勝ち取ってください。

面接直前のポイントです

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第8回試験が今週末の筆記から始まります。

今日は直前面接対策、面接ポイントをお話します。

1 場面設定

場面設定のキャリアコンサルタントやりとりは事前に準備しておきます。

以下基本形です。

CC:はじめまして、キャリアコンサルタントの○○です。

CL:△△です。よろしくお願いします。

CC:△△さんですね。今日はよくいらっしゃいました。

 

その後、以下追加してもいいです。

CC:座る位置はそちらで構いませんか?

CL:はい、大丈夫です。

ここは面接の導入部分ですのでこういう心遣いは有効です。

 

また、クライアントの座る位置を気遣ったのですから、自分自身の椅子の座り方にも気をつけます。

椅子に深々とは座らず、背もたれを使うと踏ん反り返った印象を与える場合がありますので気をつけください。背筋をまっすぐ伸ばし過ぎると威圧感がありますので、若干前かがみの姿勢がいいでしょう。

本番は緊張のせいかいつもより早口になる方が多いはずです。ゆっくり、ゆっくりを心がけます。

そして肩の力を抜いて始めます。

このあと守秘義務について説明してもいいでしょう。

CC:キャリアコンサルタントには守秘義務がありますから、安心して何でもご相談ください。

CL:はい、わかりました。

ただし、試験会場で場面設定は省略することが伝えられた場合は早速始めることになります。

CC:今日はどのようなご相談ですか?

そして、傾聴を始めます。

この段階では、積極的な傾聴により、クライアントから信頼を得ることが大事です。信頼とは、自分のことを真剣に聞いてくれる人とクライアントが思うことです。技法としては、相槌、単語の繰り返しが基本となります。これらは、クライアントの話にかぶせて行うので、軽くタイミングよくがポイントです。

短い繰り返しは、1感情表現は必ず、2キーワードに対して返します。

短い繰り返しは、相槌の単語版と考えます。だから、かぶせてタイミングよく返しましょう。また、意味合いは、キャリアコンサルタント自身が理解しましたよ・・・と、伝える感じです。クライアントの言ったことの要約は難しい。切れ目がなかったり、無理に入れると不自然になってしまいます。だから単語の繰り返しは大変有効です。

クライアントがある程度本日の相談を話すと、少し間が空いたり、沈黙があるタイミングがあります。その時は相談の話が終わったか確認を入れます。

CC:今日のご相談は今お話になったことでよろしいでしょうか?

CL:はい、そんなところです。

クライアントがそう言ったタイミングで主訴の確認をします。

CC:今日のご相談は、・・・、となります。そして次の段階に入っていきます。

本番のロールプレイは15分ですから、どの段階まで話が進むかわかりませんが、少なくとも、導入、傾聴、主訴の確認までは必ず進みます。特に序盤の準備を念入りに!

あとわずかです。

頑張りましょう。

 

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