キャリアコンサルタント面接試験合格への近道

キャリアコンサルタント面接試験合格のポイントを解説します。特に面接が苦手な方、合格に自信がない方は是非実践して合格を勝ち取ってください。

直前 面接のポイント4

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皆さん、昨日の筆記試験、論述試験の出来はどうでしたか。出来た人、出来なかった人、皆さんいろいろだと思いますが、次の実技試験に向けて悔いのない取り組みをしましょう。

前回に続いて面接のポイントについてお話します。

 

1 わからないことはそのままにしない

例えば、話しの途中で聞き取れなかったことがあった、もう少し今の話の背景や人間関係で聞いたほうがいい気がした。でも、クライアントは気持ちよく話している。確認したいけど、クライアントは話に熱中してどんどん話が進んでいく。迷っているうちに別の話になってしまい、聞くタイミングを失ってしまい、未練を残しつつ、切り出すことを諦めてしまった。こんなことないですか。

また、こんなこともありませんか?もう少し聞いたほうがいい気がするが、その内容がネガティブなことだったり、クライアントがあまり思い出したくないことと思われる内容について、結局聞かずに話を進めてしまった。

ロールプレイでそんなことがあった時、往々にしてフィードバックでクライアントの状況確認が不十分だったと指摘されたりすることがあります。また、確認していれば話が堂々めぐりしなくて済んだかもしれない、と振り返りで気がつくこともよくあります。

あまり重要でないことは確認しなくてもいいのかもしれないですが、しかし、話が展開する前の時点では予想がつかないでしょう。

そうすると、わからないことはそのままにせず、確認することです。しかし、聞くタイミングが難しいと言われますが、確認のタイミングは本当に難しいのでしょうか。

難しさの理由の一つは、聞く聞かないで逡巡しているからだと思います。即ち、自ら聞くタイミングを逸しているのです。クライアントに聞く隙がないのではなく、コンサルタントに積極的に聞こうとする意思がないので話すタイミングがわからないのです。

わからないことはそのままにせず確認をすると決めてください。わからないことを確認する行為は面接評価の減点対象とはなりません。そもそもカウンセリングはクライアントと信頼関係を築きクライアントを理解する行為です。わからないこと、不明な点はカウンセリングの中で解決しなければなりません。クライアントの自己理解のために必要だと考えてください。

 

具体的にどうするか。

クライアントが一息つくタイミングで、「先程○○○とお聞きしましたが、具体的にどのようなことでしょうか」、とか、「○○○について詳しくお話しいただけますか」などと聞いてください。

わからないことの中には、恐らくこういうことだと推測できることもあります。その場合は、「私はあなたがお話になったことを○○○と理解しましたが間違っていないでしょうか」と聞いて下さい。もしあなたの理解が間違えていれば修正してくれますし、何よりも確認することでクライアントとの信頼関係がアップします。

わからないことはそのままにせず確認することは、カウンセリングプロセスそのものに重要であると同時にクライアント理解、クライアントとの信頼関係構築に有効だということです。

わからないことはそのままにせず、タイミングをみて、丁寧に聞く。

勇気を持って確認しましょう。

 

今週末6月3日日曜日超少人数制の面接直前講座を実施します。詳細はホームページをご覧ください。試験団体によっては今週末実技試験がありますが、来週末の方で合格までもう少しの方は是非ご検討ください。

 

残りわずか、頑張りましょう!

 

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