直前 面接のポイント5
試験団体の違いで、実技試験まで1週間弱の方、2週間弱の方がいらっしゃると思いますが、本番で皆さんが満足のいく結果で試験会場を後にできるよう私もポイントをお伝えしたいと思います。
1 面接試験の途中で何を話したらいいかわからなくなってしまったらどうするか。
クライアントが何も話さなくなった。クライアントが沈黙してしまった。
いろいろな質問をしていてが聞くことがなくなった。
質問をいろいろしてみたが、クライアントの答え、反応があまりなく、困ってしまった。
次に何を話すか思い浮かばない。頭が真っ白になった。
本当は冷静に次の対応を考えて欲しいところですが、そんな余裕があれば困ることはないですよね。本番では当然普段よりあがる訳ですから言葉に詰まると焦りますよ。焦ると適切な判断が出来ませんから、対応を決めておきましょう。
何を話したらいいかわからない時は、ゆっくり要約してみてください。要約の内容はその時にわかる範囲で構いません。要約の内容はどうでもいいとまでは言いませんが、要約して、クライアントに話してもらうのが目的です
要約の効果は二つあります。一つ目は、クライアントの心の整理がつくことです。悩んでいる時は、混乱していて何をどうしたらいいかわからない状態です。クライアントが要約を聞くことで、今大事なことやこれからどうすべきクライアント自身で気がつける効果があります。
二つ目は、間違っていれば、間違いを修正できることです。間違ったまま進んでも、クライアントがコンサルタントにわかってもらえているという実験につながりません。間違いがあれば修正するチャンス、クライアントとの距離を縮め、信頼関係がアップします。
なかなかロールプレイの途中で要約を入れるのは難しいです。困った時こそ要約のチャンス到来と捉えて思い切り話してください。きっとクライアントが次の打開策を提示してくれるはずです。
困った時、間が空いた時、沈黙が続く時、対話がしっくりこない時、全て要約してみて、そしてクライアントの反応を待ちましょう。
あとわずかですね。
頑張りましょう!