読んで面接合格 ①「ゆっくり話す」
キャリアコンサルタント試験の面接が苦手な方本当に多いですね。
私もそうでした。
私はあがり症でしたから、それは酷いものでした。
極度のあがり症でもポイントをマスターすれば必ず合格できます。
今回から、「読むだけで面接力アップ」と題して面接が苦手な方に実技試験で合格する方法をお伝えします。
第1ポイントは、「ゆっくり話す」です。
私達は、あがったり、慌ててしまうと、つい早口になってしまいます。
普段話すスピードが遅い人でも面接本番ではいつもより早口になってしまいます。
ロールプレーではこのことを強く意識してゆっくり話してください。
意識してゆっくり話すくらいが本番はちょうどいい速さになると思います。
「ゆっくり話す」効果はたくさんあります。
1 コンサルタントの発言がクライアントにはっきり通じます。
カウンセリングの基本となるコミュニケーションが成立します。
早口だとクライアントがコンサルタントの話を聴き取れず、話が噛み合わない、会話が立ち往生してしまうことにつながります。
カウンセリングですから、少なくとも話す内容は伝わらないといけません。
話が伝わらないと当然減点です。
2 気持ちが落ち着いて、あがりが次第になくなります。→「ゆっくり話す」は、最大のあがり克服術です。
ゆっくり話すことを意識すると、次第に緊張がほぐれます。
これは本当です。
あがり克服レッスンを受けた方のほとんどがそう言います。
あがりのメカニズムについて説明しましょう。
あがることに意識が集中すると一層あがってしまいます。
大事な試験だと誰でもあがります。
あがらないで話すことは不可能です。
あがりながらも、面接でクライアントの話に集中する。
クライアントにゆっくり話す。
これを実践することであがりを乗り越えられるのです。
同じロールプレイを
早口で話す。
ゆっくり話す。
これを人前で実際にやってみると違いが実感できるはずです。
3 落ち着いて見えます。
「ゆっくり話す」→「気持ちが落ち着く」→「落ち着いて見える。冷静、余裕がある。」
実際は少しあがっいても、クライアントや試験官からは「冷静」、「余裕がある」、「落ち着いている」と判断されます。
ゆっくり話すと、試験項目「態度」で加点されるでしょう。
早口で減点されることはありますが、ゆっくり話してそうなることはほとんどないと思います。
「ゆっくり話す」を練習する。
苦手な方は何度も何度も練習する。
「ゆっくり話す」ができるようになれば合格まであと1歩です。
面接が苦手な方は「ゆっくり話す」を何度も練習して欲しいと思います。
でもこの「ゆっくり話す」練習は簡単なようでなかなか難しい。
一人では「ゆっくり話す」ができているか良くわからないのです。
次回は読むだけで面接力アップ②をお話しします。