ひとりでできる面接対策① まずは森を見て!
「いつもはこの辺りで15分が時間切れになるのに・・・」
いつものロールプレイに比べて話が進んで、練習では話す機会がないカウンセリングの段階に入っていくことになったら・・・
キャリアコンサルタントとしてどんな言葉をかけたらいいかわからなくなってたら・・・
日頃のロールプレイにおいて、何よりも本番の試験で、頭が真っ白になって残念な結果にならないように、準備できることはやっていきましょう。
「木を見て森を見ず」
ロールプレイはある意味森の中の木に例えることができます。
15分間のロールプレイはキャリアカウンセリングの導入から終結までの流れからするととそう考えることができるからです。
ロールプレイで私たちが駆使するさまざまな技法も森の中の木と言えます。
木を見る前に森を良く眺めて、そして森の中に入って行く。
そうすると道に迷うことなく目的地に到達できるはずです。
【キャリアコンサルタント面接対策の流れ】
キャリアカウンセリング全体の流れを理解する。
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キャリアカウンセリングの段階ごとの技法、注意点を身につけていく。
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15分間に起きる想像ができないことでも自分自身のチカラで解決していくことが可能となる。
・どのようなクライエントの話でも余裕を持って聞くことができる。
・カウンセリングの進行が速くても焦ることはなくなる。
・いつもと違う、経験したことがない状況であっても今自分が進んでいる段階の技法で乗り越えることができる。
・クライエントが沈黙しても、冷静に対応できる。
【キャリアカウンセリングの段階】
キャリアカウンセリングは次のような段階を踏んで進んでいきます。
①導入
②傾聴
③主訴の確認
④質問により状況を確認し、問題を把握する
⑤目標設定
⑥方策の提案
⑦エピローグ
この、①から⑦までを理解することが面接合格のカギとなります。
「ひとりでできる面接対策」は、ロールプレーに頼らず、ひとりで、そして読んで面接力アップの学習法をお伝えしていきます。
次回からは、キャリアカウンセリングの段階を順に取り上げます。
「ひとりでできる面接対策②」は、「導入」段階についてお話しします。