キャリアコンサルタント面接試験合格への近道

キャリアコンサルタント面接試験合格のポイントを解説します。特に面接が苦手な方、合格に自信がない方は是非実践して合格を勝ち取ってください。

読んで面接合格 ③うなずきとあいづち

読むだけで面接力アップ③は「傾聴の基本うなずきとあいづち」です。


「うなずき」や「はい」「えー」のような「あいづち」は、クライエントの話の流れを妨げず、クライエントを尊重し、注意深く話を聞いていく受容的態度を示します。


簡単受容はクライエントに対する眼差し、応答のアクセント、身ぶりなど、カウンセラーの非言語的表現が加えられることで、カウンセリングすべての場面で活用出来ます。

f:id:counselor2019:20200121054029j:plain

③-1 うなずき

傾聴のスキルの1つで、相手の話にうなずくことです。

 

うなずくことで、クライアントに「あなたの話を聞いてますよ」というメッセージを送ることになります。

 

クライアントの話すテンポに合わせてうなずきます。

 

そうすることで、クライアントに「このコンサルタントは私の話を聞いてくれている」と安心感を与えます。

 

ちゃんと相手の話を聞いていないと、話に合わせてうなずくことはできませんので、自ずとしっかり相手の話を聴くことにつながります。

 

あいづち

傾聴のスキルの1つで、クライアントの話に相槌をうつことです。

 

「はい」「ええ」「うん」「そうですね」など、あいづちのうち方はいろいろあります。

 

あいづちによって、相手の話や気持ちを受けとめることになります。

 

相手は「自分の話を聞いてもらっているな」「話をしていいんだな」といった気持ちになります。

 

うなずきやあいづちは簡単受容とも言われます。

 

本番の面接時間は15分間です。

 

たった15分間で相談はどこまで進むでしょうか?

 

ほとんどの方が、場面設定、導入段階、傾聴、主訴の確認までで15分間の大部分を費やすのではないでしょうか。

 

そうすると15分間で重要になる技法は傾聴の基本技法ということになります。

 

本日お話した簡単受容(うなずき、あいづち)は、傾聴技法の基本の基本です。

 

この簡単受容は簡単と書かれていますが、違和感なく面接で発揮するにはコツがあります。

 

次回は、読むだけで面接力アップ④をご紹介します。

 

4つ目も傾聴技法の基本の基本といえるものです。

 

そして、本日のポイント③とポイント④を面接事例で解説します。